【しらこばと水上公園】濁りのプールフィッシングで釣果をあげる方法は?春の2days実釣レビュー

2022年11月25日

季節は3月中旬。プールフィッシングinしらこばと水上公園。シーズン終盤のこの時期ともなるとプールの水質は画像のような激濁り状態になっています。そんなプールフィッシングでも放流なしで釣果をあげることができましたので、2日間の実釣レポートとしてご紹介させていただきたいと思います。

Day1

フィールドコンディション

天候は曇り時々晴れ。気温は10℃前後です。前日は寒波により、みぞれが降っていました。よって前日はお客さんもあまり入っておらず、魚の状態は少しだけフレッシュなのかと思われます。

がしかし、諸事情あり現地到着は午前10:00。すでに開園から4時間経過しており、フレッシュな状態とはいえない状況です。

実釣開始

ファーストポイント(流水プール)

園内に入るとほどほどの混雑状況となっており、そんなには自由に釣り場を選択できる状況ではないため、とりあえず流水プールの空いているところにイン。釣り場の状況はこんな感じ。

やはり一番気になるのはこの濁り。偏光サングラスをしていても目視可能なのは水面下30cmくらいでしょうか。まずは、前回の釣行(ブログ記事はこちら)の終盤でハマったパターンのNOAの1.8gオレ金(鉄板!南関東)で釣りはじめてみます。正面からやや下流側へキャストし、リトリーブはデッドスローです。

開始1投目からアタリがありますが、のらず。そのあとの数投も毎回アタリはあります。そして開始5分ほどで幸先よくファーストフィッシュをゲット。何はともあれ1匹釣るとホッとします。あたりを見回すと、変形プールのほうに空きがでましたので、そちらに移動してみます。

セカンドポイント(変形プール)

変形プールのはじっこに釣り座を構えます。画像の立ち位置から見て右から左に水が流れていますので、右前方にキャストして、左の柵のあたりまで流す感じです。ルアーはNOAの1.8gブラック。が、全然アタリもなくあたりを見回してみても釣れておらず、厳しい状況のよう。「今日は流れるプールのほうが調子よさそうだな」と思っていたところ…。

ラインが張ったのでアワセてみると、思いがけず2尾目をゲット。けど完全にスレがかりして背中にフックがかかっていますね…。この濁りのため、魚にはブラックカラーはあまり見えていないようです。その後、変形プールで色々なルアーをカラーや重さを変えて試してみますが、これといって何もなく、すごすごと流れるプールへ戻るのでした。

少しだけパターンを発見

流水プールに戻り、再びNOAの1.8gオレ金(鉄板!南関東)へルアーチェンジ。するとやっぱりコツコツと小さなバイトがあります。そこでフックサイズを下げて、SBL-47の#8へチェンジします。

デッドスローで丁寧に誘っていくと、「ゴンッ」と大きなバイトと同時に強烈な引きが…。流水プールの流れとあいまってかなりの引きで、ドラグを調整しつつ少しずつ寄せてくると、大きな魚影がちらちら。もしやまたアイツか…

1分くらいのファイトのうえ、やっとの思いでランディング。デカいのかけるとまわりの人の迷惑にならないか、毎度ひやひやします。前回は変形プールで釣りましたが、流れるプールのほうにもいたのね…。60cmくらいのF1(ハイブリッド)でした。こういうのもいるし、やっぱりランディングネットはデカいのが安心。私が使用しているのはバスと兼用で以下のネットです。

その後もオレ金で探ってみますが、アタリが小さい…。もっとナチュラルなカラーがいいのかなと思い、再びNOAの1.8gブラックへチェンジ。オレ金よりはかなりアタリが少ないですが、ちょっとだけ粘ってみると1尾だけ釣れました。が、後が続かず。

再びオレ金へルアーチェンジし、リトリーブスピードを変化(0.5回転/秒→1.0~1.5回転/秒)してみると、小さいバイトがのる!からの3連発。

この濁りのため、ルアーをよく見せたほうがいいと思い、リトリーブスピードをかなり遅くしていたのが逆によくなかったのかもしれません。リトリーブスピードをあげてしっかりとルアーを動かすことで、ルアーを見切られることなくバイトが深くなり、フッキングが決まるようになったものと思われます。もしくは単純にレンジの問題なのかな…。これもひとつずつ経験から学ぶしかないですね。

このあとも同じパターンで4尾を追加し、計11尾!今シーズンからトラウトをはじめた初心者が、はじめての「ツ抜け」を達成したのでした。かなりバラしもあった中でこれだけ釣れたのは、個人的にはかなり嬉しい釣果でした。

Day2

フィールドコンディション

2日連続のしらこばと釣行、Day2。いつもどおり10時着で天候は快晴。気温は15℃前後。変形プールのほうはなぜかすごく混雑していました。水質はあいかわらずかなりの濁り。

終日流水プールで修行

変形プールが混雑していたため、今日は流水プールで修行です。まずは昨日の経験を活かし、NOAのオレ金を少し早めのリトリーブスピードで巻いてみます。すると…。

幸先のいい3連発。が、あとが続かない…。ある程度パターンは見いだせたものの、一辺倒の釣り方では釣果はあまり伸びなさそうです。

カラーローテーションを試す

釣り方に少しずつ変化をつけるため、カラーローテーションを試してみます。ルアーは同じくNOAの1.8gです。濁りではオレ金かショッキングピンクという話をどこかで聞いたので、蛍光ピンク(#6)で試してみます。

すると、少しずつですがバイトが戻ってきました。ここで昨日の経験を活かし、リトリーブスピードに変化をつけてみます。すると、久しぶりの2連発フッキング!からの蛍光イエロー(#14)にルアーチェンジして1尾追加。

その後もカラーローテーションを繰り返し、9尾を追加!ルアーカラーは、①オレ金→②蛍光ピンク→③蛍光イエロー→④ブラックの順番でローテーションしていました。けどやっぱり一番釣れるのはオレ金ですね。逆にブラックはあまり釣れない。

ボトムパターンを発見

カラーローテーションをしながら釣りを進めていくなかで、ひとつ発見がありました。それはボトムのズル引きでもバイトが結構ある、ということです。バスではズル引きは多用するのですが、トラウトでも効果あるものなんだなと実感しました。

やり方はルアーを下流方向に投げて、糸フケをとりつつカーブフォールのイメージで着底させます。その後、リトリーブスピードをデッドスロー(0.25回転/秒くらい)でボトムをずるずる引いてきます。するとコツコツとしたバイトがあるので、スイープにアワセてのせてあげるイメージです。

ただこの釣り方、少しコツをつかむまでアワセてもなかなかのらない。ポイントはアタリの取り方で、ラインとか手元ではなく、竿先で目視すると結構フッキング率あがります。竿先だけジーっと見てて、引き込まれたらアワセる感じですね。

ちなみに、ボトムの釣りではカラーはオレ金よりも蛍光系が強いイメージでした。

まとめ

今回はしらこばと水上公園へ2日間連続で釣りにいってきました。プールフィッシングのシーズン終盤ということで、水質はかなりの濁りでしたが、いくつかのパターンを発見して、初心者ながらはじめての「ツ抜け」達成など、自分の中では好釣果をあげることができました。

そのような試行錯誤が楽しく、春の気持ちよい天候にも恵まれ、プールフィッシングを満喫したのでした。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。ではまた。

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