【超簡単】管理釣り場(エリアトラウト)からの魚の持ち帰り方

2022年12月26日

本記事では、管理釣り場(エリアトラウト)でニジマスなどを釣ったときの「超簡単」な持ち帰り方をご紹介したいと思います。

用意するもの

クーラーボックス

まずはクーラーボックス。何十時間も保冷しておくことは想定していませんので、スペック的には発砲スチロール製の安価なもので十分だと思います。

サイズは持ち運びしやすいものがよいので、基本的には小型なもので取っ手がついているものがよいでしょう。

私が使っているのはダイワの「ミニクール(S1050)」で、サイズは10.5Lで、以下の特徴があります。

  • サイズ感が丁度いい

10.5Lというサイズで、小型なニジマスであれば横向きで、大型なものは斜めにすれば入るサイズ。管理釣り場であれば、超大型の魚以外は、ほとんどは対応できます。

  • 取っ手が大きい

大型の取っ手が付いていますので、持ち運びが楽々できます。また、標準で肩掛けのベルトも付いてきますので、お好みで肩に掛けて移動することもできます。

  • 滑り止め付き

底面に滑り止めのオプション品である「ふんばるマン」が標準で付いています。実際、滑り止めがないと運搬や釣り場での設置に苦労するので、この機能は必須かと思います。

  • 頑丈

大人が上に座っても問題ない頑丈なボディ。ちょっと座って休憩したり、作業したいときに便利です。個人的には座れるのは必須です。

  • プルーフケース付き

おにぎりやサンドイッチなど、収納できるプルーフケース付き。プルーフケースに入れておけば、結露が付きにくくなります。便利なツールですが、その分スペースが狭くなるので、個人的にはあまり使っていません。

  • エアーポンプの穴がある

これは少し本題とはズレますが、海での使用などを考えると、あると便利な機能です。様々なシチュエーションで使える汎用モデルですね。

  • リーズナブル

最大の決め手ですが、コスパがよい!これだけ色々な機能がついていて実売価格5,000円程度は、まず損はしないお値段と思います。

ちょっとミニクールの商品紹介になり過ぎているかもしれませんが、このような機能があるクーラーボックスであれば、どんなものでもOKです。ただ、色々調べてミニクールを買って、今のところ満足しているので、個人的にはミニクール推しです。

スカリ

魚を釣ったあとは、帰るまで生かしてキープしておく必要があるのですが、そんなときに使うのが「スカリ」(=ビク、生け簀)です。

おすすめのスカリは、コンパクトに収納でき、かつ大型なニジマスもキープ可能な「DRESS フローティングスカリ(Sサイズ)」です。このスカリの特徴は、半分に折りたたんで収納できる点です。

DRESS フローティングスカリ
半分に折りたたんでタックルボックスに収納可能

タックルボックスに収納可能なので、もともと持ち帰るつもりがない日で、不意によい魚(おいしそうな魚)が釣れたときなど重宝します。また、折りたたんだ状態はコンパクトなのに、開くと思った以上に大きくなり、かなりの大型魚(おそらく70cm以上)まで対応できます。

DRESS フローティングスカリ
40㎝くらいのニジマスが入っていますが、かなり余裕あります

1点だけ注意点ですが、スカリを固定しておくロープが標準で付属していませんので、それは別途購入する必要があります。私はダイワの「楽らくロープ」を使用していますが、繋いでおければ何でもOKです。

ジップロック

持ち帰るときに魚を入れるのは大きめの「ジップロックXLサイズ」。このサイズであれば、おそらく60cmくらいまでの魚を収納可能かと思います。

40cmくらいのニジマス2匹でも余裕

氷水

氷締めのための、氷と水です。コンビニなどで購入して、クーラーボックスへ投入するだけです。

ゴム手袋

これはなくてもいいのですが、私は魚を触るときにゴム手袋を着けています。魚の臭いって、結構手に残ってしまうので、臭いが気になる方は着けたほうが快適です。

トイレ掃除とか洗車とかにも使えますし、買っておいて損はないと思います。

持ち帰り方法

1.スカリから魚を出す

2.ジップロックに魚を詰め込み、中の空気をできるだけ抜く

3.氷水の入ったクーラーボックスへ魚を投入

以上です。

大体のブログや動画では、現地で処理して持って帰る方法を紹介していますが、今回は「超簡単」な持ち帰り方ということで、氷締めでの持ち帰り方をご紹介させていただきました。

現地で処理するのは時間もかかり、捌き場が混雑しているときは待ったり、待たせたり色々と気を使いますし、真冬とかは水作業が辛いですしね。ゆっくり家で捌いて食べるのもありだと思います。

氷締めでは味が落ちるのではないか、という懸念もあるかと思いますが、実際にこの方法で持ち帰った魚でも、おいしく食べることができていますので、個人的には味に関してはそんなに問題ないと感じています。

もちろん、きちんと処理したほうがおいしいかもしれませんが、管理釣り場(エリアトラウト)の魚を食べるのは副次的な楽しみで、そんなに味を求めるものではないと思っているので、満足できているのかも。そういう人にはおすすめの締め方です。

余談ですが、以下の動画で紹介されていたのですが、氷締めでも他の締め方でもイノシン酸濃度(うまみ成分)はあまり変わらないようです。むしろ捌き場で生きたまま暴れさせてストレスを与え、苦悶死させてしまったほうが、鮮度は落ちるようにも見受けられました…。

ただ、頂鱒やヤシオマスなど、お刺身で食べる予定のときは血抜きと内臓の処理はしてあげたほうが良いと思います。(適当でいいようですが…)

(追記)使用例

ちょうどいいサンプルが釣れましたので、追記いたします。ご紹介したアイテムの使用例となりますので、サイズ感の参考になればと思います。

ちなみにこの頂鱒はお刺身でいただきましたので、現地で血抜きと内臓の処理だけはしました。頭を落とせばもっと大きいサイズでも持ち帰り可能です。

この体高のある頂鱒を…
スカリに入れて…
ジップロックに入れて…
クーラーボックスへ投入!

以上、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

釣りブログバナーをクリック頂けると大変励みになります。

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村