【厳選10選】これだけ買えばOK!ビギナー向けプールフィッシングのおすすめタックル&グッズ

2023年1月31日

これから本格的にエリアトラウトをはじめたい!という人の入門としてはもちろん、ファミリーで気軽に釣りを楽しみたい!という人にもぴったりなプールフィッシング。今回は、そんなビギナーのためのおすすめタックル&グッズを厳選してご紹介したいと思います。

タックル

ロッド

おすすめのロッドは「アブガルシア マスビートⅢ MBS-632UL」です。私も今シーズンはフルでこのロッドを使用して、大物を含む100匹以上のトラウトを釣っていますが、何の不満もなく使用できています。コストパフォーマンスもよく、実売価格はおおよそ6,000円程度となっています。ロッドの長さは6フィート3インチというバーサタイル(汎用的)で使いやすい仕様となっており、プールフィッシングの釣り場におけるショートキャストでもロングキャストでも、どちらも及第点なキャスト距離、キャスト精度を出すことができます。これからトラウトをはじめる最初の1本としては大変おすすめなロッドです。このロッドで満足できなくなるのは、おそらく釣りのレベルが一段階あがり、ビギナー卒業のタイミングではないでしょうか。

以下の記事でもこのロッドを使用しています。

リール

私が使用しているリールはブラックバス釣りとの兼用で「ヴァンキッシュ C2500SHG」です。とても気に入っているのですが、価格が5万円くらいするのでちょっと敷居が高いかもしれません。なので私が持っているリールのなかで他の機種をご紹介したいと思います。

シーズンを通してトラウトフィッシングを経験し、リールの選択で重要視すべきだと感じたことは2つ、「ドラグ性能」「巻き心地」「軽さ」です。その2つの要素を兼ね備えたうえで、おすすめできるリールは「ストラディック C2000SHG」です。価格は約2万円くらいで決して安いわけではありませんが、リールの質は価格に比例しますので、快適に釣りをするのであればこれくらいの品質は必要かと思います。自重は185gで軽さとして問題なく、私も同2500Sモデルをブラックバスの釣りで使用していますが、巻き心地、ドラグ性能も申し分ありません。こちらはSHIMANOの「コアソリッドシリーズ」というものに分類され、簡単にいうとルアーを巻く釣りに適していますので、トラウトフィッシングでの使用に適しているといえるでしょう。

(番外編)お試しなのでもう少しお手軽にはじめたい、という方には「ミラベル C2000SHG」がおすすめです。価格は1万円前後ですが、必要最低限の機能は満たしています。逆にこれより安価なモデルは繊細なやり取りが要求されるエリアトラウトではスペック不足感が否めないため、あまりおすすめできません。

ライン

ラインは「ナイロン」「フロロカーボン」「PE」「エステル」などがありますが、ビギナーにおすすめという観点ですと、間違いなおすすめできるのはナイロンの3lbとなります。

ナイロンをおすすめする理由は、しなやかでライントラブルが発生しにくく、「PE」や「エステル」で必要となるリーダーシステムも不要なためです。ライン強度は3lbあれば、ドラグセッティングが多少アバウトになってしまっていても、大物とのやりとりも比較的安心してできると思います。

ルアー

「とりあえずこれは絶対持っておきたい」というものは2つ。ロデオクラフトのNOA 1.8gで、カラーは「#19 鉄板‼北関東」、「#13 ブラック」です。1.8gという重さの理由は、プールフィッシングにおいて汎用性があるためです。これひとつあれば、小さいプールでも大きいプールでも、キャスト距離も十分でかつ、中層~ボトムまで幅広いレンジに対応できます。カラー選択においては、プールフィッシングでは「濁り」というのがひとつのキーワードとなっているため、濁りを攻略するための系統の違うハイアピールな3色を選択しています。フラッシングで魚をよせる「#19 鉄板‼北関東」、シルエットで喰わせる「#13 ブラック」といった感じです。お時間ある方は詳しくはこちらの実釣記事をご覧いただければと思います。

もう少し余裕がある方は同じくNOA1.8gの「蛍光ピンク」、「N.03」カラーなどもおすすめです。

(番外編)どうしても釣れないときの飛び道具的&気分転換的なルアーとして、「Xスティック 1.2g」を買っておいてもよいでしょう。カラーは王道の「からし」or「キャラメル」がおすすめです。

フック

ここまできて忘れがちなのがフック。トラウトのフックは繊細ですので、大物がかかって伸ばされたり、数を釣って針先が鈍ったりします。替えのフックは必ず用意しましょう。おすすめは「SBL 47 #8」です。少し小さめのフックですが、ショートバイトが多いプールフィッシングには適していると考えています。こちらは王道のフックですので、とりあえずこれを買っておけば間違いないです。フックはいくらあってもよいので余裕のある方はサイズ違いの#6も購入しておくとよいでしょう。

スナップ

エリアトラウトは頻繁にルアーチェンジをしますので、スナップは必ず購入しましょう。おすすめは「耐力スナップ #000」です。小さめのルアーを扱うことが多いので、スナップのサイズは小さめのものがフィットします。こちらは「耐力」という名前のとおり、かなり頑丈な作りになっていますが、それでいて軽量なのでルアーアクションの邪魔もせず、使い勝手のよいものとなっています。

グッズ

ランディングネット

魚を釣り上げる際に必要となるランディングネット。ほとんどの場合レンタルもできますが、トラウトフィッシングをはじめるのであれば、ビギナーであっても必須のアイテムかと思います。おすすめなのはネットが大きくてコンパクトに収納でき、かつコストパフォーマンスもよい「カハラジャパン ラバーランディングネット」です。私も使用していますが大物がきても焦らず余裕でキャッチできます。

ランディングネットについては、youtubeの動画などではよく使用されているネットの溝が浅いタイプのものもあります。これは手返しよくキャッチ&リリースができるように設計されている、どちらかというとトーナメンター向けのものですので、ビギナーにはおすすめしていません。まずは釣った魚をしっかりとランディングして、どのようにフックがかかっているか、魚のコンディションはどうかなど、色々と観察してみてください。

(追記)カハラジャパンのラバーランディングネットは製造中止しているのか、ネットショップでは見当たらなくなっていましたので、代替品として「プロックス ラバーランディングネット」をご紹介いたします。こちらはサイズが15型、19型、19型/深さ60cmの3種類がありますが、エリアトラウトであれば15型を選んでおけば十分な大きさです。

プライヤー or フォーセップ

ランディングネットでトラウトをキャッチしたあと、フックが自然にはずれてくれる場合もありますが、がっちりフッキングしている場合は、なかなか自然にははずれてくれません。もちろん手ではずすこともできますが、魚が暴れて針が指先に刺さる危険性があるのと、なるべく魚には触れない(ダメージを与えない)という観点から、どのようなタイプでも構いませんのでプライヤーやフォーセップは必ず持っていきましょう。

スプリットリングプライヤー

フックを交換するときに便利なピンセット状のオープナーです。私はスミスのものを使用していますが、サイズ感もばっちりで、スムーズにフック交換できますよ。正直フック交換は面倒くさい作業ですが、フック交換をサボると必ずいつかは後悔することになります。このような便利グッズを使って、アタってものらないなど、気になったらサクッと交換しちゃいましょう。

まとめ

今回はプールフィッシングをはじめるためのおすすめタックル&グッズ10選をかなり厳選してご紹介いたしました。これだけあれば必ずトラウトは釣れますので、まずはたくさん魚を釣ってみてください。その過程で色々と考えるところがでてくると思いますので、そのときに必要なものを揃えていく感じがいいのかと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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