【勝負は3投】バチ抜け不発の新中川を攻略

季節は3月中旬。バチ抜け真っ盛りでシーバスアングラーの活性もあがってきている今日このごろ。シーバス初心者の私も例に漏れずバチ抜け狙いにいってきましたので、実釣レポートいたします。

フィールドコンディション

気温は10℃くらいで、少し肌寒い感じです。先日に雨が降った影響でかなり濁っていて、水質はいわゆる亀山湖でいうカフェオレです。個人的に参考にしているサイトのバチ抜け予報カレンダー情報では、バチ抜け予想「〇」になっていたのですが、中潮の下げ2分くらいで着いたときには全然バチが見えない…。先日の雨の影響か、濁りが入っているためか、はたまた底バチパターンなのか原因は分かりませんが、とにかくバチは目視できず一旦テンションは下がるのでした

実釣開始

思考錯誤

バチは見えずともシーバスはいるはず!」と気合を入れなおし、実釣開始です。まずは表層でバチが見えなかったため、少しレンジを下げて「にょろにょろ105」を投入。下げが効いてきていましたので、上流側から橋脚の明暗をドリフトで探ります。キャスティングポイントとリトリーブスピードを少しずつ変えながら、中層の上から下までゆっくりゆっくり誘いますが、異常なし。

次は底バチパターンを確認するため、「ローリングベイト77」を投入。水深はなかなか浅い感じで、ゴツゴツとボトムの感覚が伝わってきます。これも変化をつけて色々と探ってみますが、藻が絡みつくだけで異常なし。

中層でもボトムでも反応がなく、どうやらバチ抜けは不発のようです。実際はどこかで抜けているのかもしれませんが、こういうときは頭の切り替えが大事。バス釣りでの経験則ですが、思い描いたひとつのパターンに固執して、同じ釣りを続けても釣果あがらないことが多いんですよね。一方で同じ釣りを「やり切る」という考え方もありますが、それはそれで大事。「やり切る」理由がない場合はダメですが。

方針変更

バチパターンは不発と「判断」し、何も投げずに水面をよくよく観察します(やたらとルアーを投げすぎないの大事)。10分くらい観察していると、何回か小魚の群れが表層付近をもわもわと波紋を立てながら、(下げがきついので少しずつ流されながら)泳いでいくのが見えました。ということで、次はこれを試してみます。

3投勝負で決着

ここで選んだルアーはジャッカル「ジョッキー120F」(廃盤)。

(余談)

このルアーを手に持つと、いつも山木さんの顔を思い出してしまいます。以前、桧原湖にいったとき、たまたまその日にJB2の大会がやっていて、赤いSHIMANOのラッピングボートに山木さんが乗っていたこと、船団の中でディープをやっていたこともあわせて思い出してしまいます。本当にどうでもいい話ですが。なぜかこの日はこのルアーを使いたくなりました

ルアーアクションは水面に波紋をほんの少しだけ出しつつ、流れに乗せてドリフトで橋脚下へ送りこんでやるイメージです。ルアーを変えて3投目。軽く引き波を立てながら橋脚の間をゆっくりゆっくりドリフトしていると、バフッ」っと出ました!

63cmのヘルシーな魚体。何よりも思った通りの釣り方で釣れたことが嬉しい。

まとめ

この後は同じパターンを繰り返したりしましたが、バイトもなく終了。この日は想定外にバチ抜け不発でしたが、バチから頭を切り替えることで1匹を絞り出すことができました。今年はシーバスももっと勉強して、釣りの幅を広げていきたいな。

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