【亀山ダム】冬のレッグワームの使い方と実績ポイントをご紹介
今回のテーマは冬のセオリーパターン、レッグワームのダウンショット。こちらにつきまして、使い方や亀山ダムでの実績ポイントの解説を交えながらご紹介したいと思います。
カラー
おすすめのカラーは定番となりますが「020 ブラック(ソリッド)」です 。
ブラックはナチュラルかつシルエットによるアピールが強い色ですので、どんなワームでもベースカラーとして1つは持っておいて損はないカラーです。
冬は基本的にはディープの釣りになりがちですので、水中に届く光量が少なくなりますが、その光量が少ない中でもなんとかバスにワームを見つけてもらうため、明暗のコントラストが強いブラックが有効です。
自分の中の理論としては、そんな感じでブラックを選んでいるのですが、体感的に「釣れる」という自信があるから使っている、というのも事実です。
冬は寒いしなかなか釣れないしで、集中力を維持するのがとても難しいです。そんな中でも「釣れる」という自信があると少しは集中できる時間が長くなるもの。なので、カラーは自分の中で信頼できるるものを使えばOK!というのが正解かもしれません。
冬の釣りは集中力を保つことが一番大事!
リグ
リグはダウンショットのみです。ラインは3lbでR-18フロロリミテッドを使用しています。品質が安定していてかつ適度なしなやかさと高感度をあわせ持つので、ダウンショットでの使用でいい感じです。
フックからシンカーまでの距離は15cmくらいで、シンカーの重さは2.6g~3.5gを使用しています。確実にボトムを感じたいのとリアクション要素がほしいので、あまり軽いシンカーは使いません。ボトムを感じられないと集中力も続かないので、シンカー3.5g以上でも全然OK。
また沈み物に引っかけての誘いも有効なので、形状はティア型もしくは丸形(棒型以外)がよいと思います。具体的にはENGINEのタングステンドロップショットシンカーを使っていますが、いい感じにボトムの沈み物に引っかかるのと、それでいて根がかりもし難いところがお気に入りです。
実はこれが一番重要なのですが、フックは必ずエンジンのスーペリオLOフックを使用しています。フックサイズは#3です。小森嗣彦プロのこだわりが詰まったフックとなり、レッグワームのダウンショットには必須といっていいくらい信頼できるフックです。
実際にこのフックを使用してバラしたことほとんどなく、薄皮一枚でも口の堅いところでもサクッとフッキングします。冬のバイトは本当に貴重なので、フックへのこだわりが釣果に直結します。根がかりしたらフックチェックは必ず行い、少しでもフックが痛んだと感じたらすぐに交換しましょう。
また、ダウンショットを続けていると、どれだけ気を使っていても糸ヨレしてしまうもの。そんなときはこれを使いましょう。
ヨリトレールの3.8g。ダウンショットシンカーと結びかえて、5回くらいフルキャストすると糸ヨレがかなり解消します。少しだけ面倒くさいのが難点ですが、糸ヨレのデメリットのほうが大きいので、頑張ってヨリトレール投げるのがおすすめです。
アクション
キャストしたら着底まで待ちます。着底後は5回ほど結構強めに「バシッ!バシッ!」っとシャープにロッドをシェイクします。レンジとしてはだいたい10mくらいを狙うと思いますので、きちんとワームを動かすため、思ったより強めにシェイクしてOKです。
5回シェイクして5秒間ポーズ、5回シェイクして5秒間ポーズ、その繰り返しです。バイトのタイミングはシェイク中とポーズ中で半々くらいのイメージです。シェイク中だと、ほとんどオートフッキングしますし、ポーズのときは明確にアタリがきますので、即アワセでOKです。LOフックを使用している場合は、それで十中八九フッキングします。
ちなみにロッドはポイズンアドレナの264UL-2を使っています。感度がよく、張りもあるのでキビキビとアクションを伝えることができ、個人的にダウンショットで使いやすいロッドです。
ただこのロッドはもうほとんど売っていませんので、代替するのであれば、カーボンモノコックグリップで同番手の20ゾディアスあたりかと思います。
実績ポイント
これまでの経験から、亀山ダムでの冬の実績いくつか紹介したいと思います。
1.長崎
11月~12月くらいに実績があるポイントで、4~5mくらいのラインを狙います。長崎は比較的浅めのエリアですが、4m~5mくらいのラインがあります。長崎の中で深めのエリアというのがポイントです。
グーグルマップですと、このあたりです。
ここはタイミングによるのですが、バスがフィーディングでエサを探しにきますので、タイミングがあえば、短時間での連発が期待できます。
時間帯としては、朝一というよりは少し水温の上がったお昼過ぎが時合いになりますので、そのくらいの時間でキャストを繰り返しつつ、バスの回遊を待つイメージです。
2.岩の上島周辺
1月~2月くらいは10mラインがレンジとなりますので、ちょうどいい感じになるのが、岩の上島周辺となります。
グーグルマップですと、このあたりです。
魚探を見ながらベイトが回遊してくるタイミングで釣れるイメージです。
個人的にはレッグワームのみの釣果ですが、同じタイミングでシャッドキャロをしている人が複数尾釣っているのを見たことあります。確かにあまり根があるエリアでもないので、根がかりもしづらいと思いますので、シャッドキャロもありかと思います。
3.つばきもと周辺
2月下旬~3月くらいはレンジを少しあげて3m~5mくらいを狙います。この時期はまだディープでもいいのですが、ある程度サイズがある個体はこのくらいの時期になると、ディープ隣接のそのくらいのレンジにフィーディングにくるためです。
つばきもと周辺のディープから1段あがったところで、グーグルマップだとこのあたりです。
少し沖にでると10m以上のディープになっているので、そこから1段あがったところです。冬にディープにいた魚がフィーディングで近場のシャローにあがってくるイメージですが、特に濁りが入っているときなど、このポイントは強い印象です。
この時期は巻きで釣りたいと思って、ジャークベイトやアラバマリグでこのエリアを何度も流したりしますが、全然ダメなことが多いです。そんなときでも、レッグワームだと釣れてしまいます。
あらためてレッグワームの偉大さを感じます。
4.月毛沢
松下ボート前の月毛沢は、越冬場所としてはメジャースポットですので、人が入れ替わり立ち替わりになりがちです。月毛沢入り口は水深が10mくらいで、沢の奥に行くと浅く、外は深くなっています。
狙うレンジは10mラインで、レンジは魚探を見ながらドラッギングでコントロール。その中でボトムに引っかかるものを探し、その周辺を丁寧にチェックするイメージです。
グーグルマップだとこのあたり。
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最後に
今回は、冬のレッグワームの使い方と実績ポイントをご紹介させていただきました。
冬は寒いしバス釣りには過酷な季節ですが、いわゆる価値ある1尾が釣れる時期でもあります。また湖上も人が少ないので、自分の好きな釣りをするにはうってつけです。
風邪をひかないように防寒をしっかりして、冬のバス釣りを楽しみましょう!
以上です
ここまでご覧いただきありがとうございました
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