【亀山ダム】濁りの突破口は押切沢!川筋にバスが集合した日のこと

2022年9月21日

4月中旬。三寒四温も落ち着いてきて、少し汗ばむような日も増えてきた今日このごろ。久しぶりの亀山ダム釣行ですが、2時間の寝坊により7時につばきもとボート着。。。

出鼻をくじかれた形となりましたが、年初1月の初バス以来の一尾を追い求めて出船するのでした。

つばきもとボート桟橋

フィールドコンディション

天気は快晴。水温は18度くらいで水質は激濁りのカフェオレ状態。この日は先日の大雨の影響で湖全体がかなりの濁りとなっていました。まずはこの時期の定番になっている「ノーシンカーのフォールでとりあえず一匹」を目論んでいたのですが、このコンディションではどうやらそれは難しそうです。

濁りもある程度の期間続いていれば、バスも慣れてきて逆に喰わせやすかったりするのですが、急な濁りは完全にマイナス要素。かつ晴天無風という要素も加わり、厳しいコンディションを覚悟します。

上流の折木沢方面は流木がストックしていたり、鯉がはたいていたりと釣り辛い状況のようでしたので、どうしたものかと思案しながらもバウを本湖方面へ向けたのでした。

濁った亀山ダム

50upがヒット

本湖方面へ移動したものの、バンク沿いは浮きごみが散乱していて巻きは厳しい状況。とりあえず濁りで実績のあるレッグワーム(020ソリッドブラック)ダウンショットをやったりしてみます。が、なんとなくボトムじゃない気がするというか、いまいちピンとこない感じ。その後はカバーにテキサスを撃ったり、スモラバを吊るしたりしながらボートを進めますが特に何もなし。そしてこの日のキーワードとなる押切沢へ

押切沢の入り口あたりにボートを進めると、少し水質がよくなっているのに気付きました。バンク沿いを流していくと表層付近に30cmあるなしくらいのバスのスクールを発見。すかさずヤマセンコー2インチをノーシンカーで投入してみると、追いかけてきて喰いましたがのらず。このあたりのバスは少しはやる気ありそうです。押切沢の中に入り、ボートを進めていくと水質がますますよくなっていき、例年これくらいの時期の濁りくらいなっていました。

押切沢の中

バンク際にスワンプジュニアのネコリグを撃っていきますが、反応なし。もう一度同じコースをヤマセンコー2インチで流し直してみると…。

押切沢のギル

2022年の初ギルをゲット!ギルが釣れるというのは意外とあなどれなくなかなかよい兆候で、このあたりのエリアはコンディション悪くないということ。やる気ないエリアはギルもやる気ないですからね。

同様にバンク際へヤマセンコー2インチをアプローチしていくと、ギルのチェイスが頻繁にあります。この時点でこのエリアにパワーがあることを確証しました。

押切沢の奥はおそらく浚渫のためか、ロープが張ってあり、最奥まではいけなくなっていました。そのロープが張ってあるところから、できるだけ奥のほうへヤマセンコー2インチをキャストしてみると…。

「もわっ」っと大きな波紋が、それと同時に根がかりのような重み、そしてドラグがじりじりと出されていきます。ラインが3lbなので決して無理はできないのですが、そこらじゅうに根があるため、走られすぎないようスプールをタイミングよく押さえつつギリギリ耐えながらやり取りします。ここらへんのやり取りは最近はじめたエリアトラウトの経験が活きました。1分くらい耐えていると、少しずつこちらによってきたのですが、ボート付近までくると急激に反転してドラグがものすごい勢いで出されてしまい、そのままフックアウトしてしまいました。

デカバスの波紋
奥のほうに「もわっ」と波紋

50cmは余裕で超えている感触でしたので、相当くやしかったです。フックは伸ばされていなかったことから、完全にフッキングできていなかったということでしょう。デカバスは口が堅いですからね…。このときのフックは「フィネスワッキー#6」を使用していたのですが、より刺さりのいい「MⅡフック#6」を使用していればもしかすると貫通していたかも、と少し後悔です(この日はMⅡフックのストックを切らしていました)。

少し放心したあと、気を取りなおし同じところにキャストしてみると…、コイツが釣れて午前の部は終了。

押切沢のギル

午後は沢巡り

午前中で川筋のコンディションがよいことを確信したので、午後はそこを中心に釣りをすることに決めました。折木沢方面の流木もある程度流れていっていましたので、まずは猪川をチェックしてみることに。ボートを進めていくと、やはり水質はよく、ところどころで浮いているバスが見えます。

ヤマセンコー2インチのフォールでチェックしてみますが反応なしのため、水面のほうが騙しやすいと思い、オリカネムシでオーバーハングの奥を探ります。細かくシェイクして微波動を出しながらデッドスローで引いてくると、下からバスがゆっくりと近づいてきて、そのままの勢いで「すっ」と吸い込みましたがのらず。午前中もそうでしたが、この日はバイトが浅い…。

どうしたものかとボーっとしていると、少し前で釣りをしていたボートで水しぶきが!推定40upのバスを釣り上げているようです。これにより「やはりエリア選択は間違っていない」ということを確信。その後、折木沢上流にもいってみますが、これまた浚渫しているからか奥までは入れない状況でした。この時点で帰着まで残り時間も2時間くらいなってきていて、移動に30分ほどかかるので悩みましたが、午前中に調子がよかった押切沢で最後の勝負をすることにしました

押切沢に着いて奥のほうにボートを進めていると、少し前でおそらくテキサスを撃っていた人にバスがヒットしていました。これまた40upくらいのよさげなバスで、目の前で釣られる悔しい展開。さっきもそうですが一歩先をこされているんですよね…。

気を取りなおし、ヤマセンコー2インチをバンク際にフォールさせつつボートを進めていきます。その中で小さなインレットになっているところがあり、そのインレットの流れにのせるようにキャストしてみると…。

押切沢のバス
押切沢のバス

念願のファーストフィッシュをゲット!サイズは30cmそこそこくらいですが、ここに至る過程でくやしい思いをしてきたので、相当嬉しかったです。ちなみに釣れたインレットはこんな感じ。

押切沢のインレット

まとめ

その後は特に何もなく終了。とにかく一匹を絞り出すことができて本当によかったです。釣果ボウズと一匹は天と地の違いがありますからね!

後日この日の釣果情報を見てみましたが、やはり川筋での釣果がよかったみたいです。60upも釣れたとか…。この日の釣りはやっていることは間違っていなかったので、もうちょっとルアー選択などで工夫できたのかな、というところが反省点です。

次こそは仕留めそこなったデカバスにリベンジしたいと思います!ではまた。

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